声優の野沢雅子さんは、2026年10月25日に90歳の誕生日を迎えました。
『ドラゴンボール』の孫悟空の声として知られていますが、「90歳でも現役」と聞いても、何がどうすごいのかは意外と整理されていません。
この記事では、公式発表や報道で確認できた範囲に絞って、野沢雅子さんの経歴・代表作・受賞歴・これからの目標をまとめます。
野沢雅子さんは何がすごい?結論は「少年役の第一人者が90歳で現役」
結論から言うと、野沢雅子さんのすごさは「成人女性が少年の主役を演じ続け、その表現を声優文化の一つに押し上げたこと」と「90歳になっても第一線にいること」の2点です。
文化庁メディア芸術祭の功労賞の紹介ページでも、成人女性が少年役を演じる表現の可能性を広げた点や、鬼太郎・星野鉄郎・孫悟空など主役の少年を演じ分ける技術が評価理由に挙げられています。
さらに2025年には、声優として初めて文化功労者に選ばれました。
野沢雅子さんのプロフィールと年齢
野沢雅子さんは1936年10月25日、東京都の生まれです。2026年10月25日で満90歳になりました。
週刊文春オンラインの過去記事によると、松竹の女優だった叔母の縁で、2歳のときに子役として映画に出たと紹介されています。今回の連載では、日本画家だった父の教えや、映画女優の叔母の影響にも触れられています。
声優の世界では草創期から活躍してきた人物で、青二プロダクションの創設メンバーの一人です。劇団ムーンライトの主宰・演出も務めています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 1936年10月25日(東京都出身) |
| 年齢 | 90歳(2026年10月25日時点) |
| 所属 | 青二プロダクション(創設メンバーの一人) |
| 主宰 | 劇団ムーンライト |
子役から声優へ:疎開、劇団、そして「少年役」

文春オンライン(2026年1月17日公開)の記事によると、野沢雅子さんは2歳で子役として映画に出たあと、8歳のときに戦火を逃れて群馬県沼田市へ疎開し、高校を卒業する18歳までそこで過ごしました。
高校在学中に劇団東芸の研究生となり、NHKのドラマなどにも出演しています。父親は大学進学を望んでいましたが、「10年経って食べていけなかったらスパッとやめる」と約束して上京し、劇団員としての生活を始めたと紹介されています。
声優の仕事を始めたのは10代後半で、自分から望んだというより、所属していた劇団の経営を支えるためだったとされています。当時はテレビアニメが始まる前で、海外ドラマや洋画の吹き替えが中心でした。生放送での収録も多く、本人もデビュー作ははっきり覚えていないといいます。
初期の声優業から、少年役が中心だったと伝えられています。『鉄腕アトム』(1963年)にゲスト出演した頃には、少年の声に定評があり、映画やアニメの少年役で引っ張りだこになっていたそうです。
そして1968年、32歳のときに『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎役で初主演を務めました。ここから、少年の主役を演じる声優としての道が大きく開けたと整理できます。
野沢雅子さんの代表作は?鬼太郎・鉄郎・悟空
代表作として挙げられることが多いのは、次の作品です。
- 『ゲゲゲの鬼太郎』(鬼太郎):アニメで初めて主演を務めた作品として紹介されています。
- 『いなかっぺ大将』
- 『ど根性ガエル』
- 『銀河鉄道999』(星野鉄郎)
- 『ドラゴンボール』シリーズ(孫悟空・孫悟飯・孫悟天)
なかでも『ドラゴンボール』は、悟空と、その息子の悟飯、悟天の父子3人を一人で演じていることで知られています。文春オンラインの連載でも、父子3役を演じたことが触れられています。
同シリーズは1986年から続くとされ、2024年の88歳の誕生日の時点では、放送中の『ドラゴンボールDAIMA』でも悟空を演じていると報じられていました。
野沢雅子さんの受賞歴を時系列で整理

受賞歴は多岐にわたりますが、年が確認できたものを中心に表にまとめます。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2018年 | 平成30年度 児童福祉文化賞(特別部門)を受賞 |
| 2023年 | 第71回 菊池寛賞を受賞(贈呈式は12月1日) |
| 2025年10月18日 | 令和7年度の文化功労者に選出(声優として初) |
| 2025年11月4日 | 文化功労者顕彰式 |
このほか、第26回日本映画批評家大賞の声優賞や、文化庁メディア芸術祭の第24回功労賞も受賞しているとされています(年は公式ページに明記がないため省きます)。
文化功労者に選ばれたときの本人コメント
2025年10月18日の発表では、文化功労者21人の一人として選ばれました。声優が文化功労者に選ばれるのは初めてと報じられています。
本人は「元気だけが取り柄ですので、これからも全力で“声”を届け、少しでも文化への恩返しができたらと思っております」とコメントしました。
SNSでは祝福の声が多く上がり、同じ声優の緒方恵美さんや日髙のり子さんからもお祝いのコメントが寄せられたと伝えられています。
野沢雅子さんの目標は「118歳まで現役」
誕生日にあわせて公開された文春オンラインの連載の見出しには、「目標は118歳まで現役」と掲げられています。
2023年の菊池寛賞の贈呈式では、声優業を「182歳までやろう」と語ったと報じられました。数字は違いますが、どちらも「ずっと続ける」という意思表示として読めます。
なお、118歳と182歳は別の場での発言として報じられたもので、どちらが最新かは確認できていません。
紅白のゲスト審査員でも話題に
野沢雅子さんは、第76回NHK紅白歌合戦のゲスト審査員としても話題になりました(文春オンラインの記事が触れています)。歌番組の場でも、声優としての存在感が改めて注目された形です。
90歳記念企画も発表されている
90歳の節目にあわせて、声優コラボグッズ専門ブランド「FAVOLC」が「野沢雅子90歳記念企画」を発表しています。第2章にあたる「Legacy Collection」は、誕生日の10月25日から販売開始予定と報じられています。
販売内容や在庫は変わることがあるため、購入を考える場合はブランドの公式発表で確認してください。
野沢雅子さんについてよくある疑問
Q. 野沢雅子さんは何歳?
1936年10月25日生まれで、2026年10月25日に90歳になりました。
Q. 野沢雅子さんの代表作は?
『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎、『銀河鉄道999』の星野鉄郎、『ドラゴンボール』シリーズの孫悟空・悟飯・悟天などが代表作として挙げられます。
Q. 声優初の文化功労者というのは本当?
2025年10月18日に発表された令和7年度の文化功労者21人に選ばれ、声優としては初めてと報じられています。
Q. 野沢雅子さんはいつから孫悟空を演じている?
『ドラゴンボール』シリーズは1986年から続くとされ、野沢雅子さんは悟空と悟飯、悟天の3役を演じています。2024年時点では『ドラゴンボールDAIMA』でも悟空を演じていると報じられていました。
Q. 野沢雅子さんは声優になる前は何をしていた?
2歳で子役として映画に出たほか、高校在学中に劇団東芸の研究生となり、NHKのドラマなどにも出演していました。声優の仕事は10代後半に始まったとされています。
まとめ:少年役を演じ続けた第一人者が90歳に
野沢雅子さんは、成人女性が少年の主役を演じる表現を広げ、鬼太郎・鉄郎・悟空といった代表作を残してきた声優です。
2023年に菊池寛賞、2025年に声優として初の文化功労者に選ばれ、90歳になった今も「118歳まで現役」を目標に掲げています。
今後の出演作や新しい発表があれば、公式の情報にあわせて更新します。








