日本史の勉強法！定期テストの直前で差がつく!?３選として紹介していきます。
「日本史は暗記が大変で、特に定期テストの前にはたくさんのことを覚えなくてはいけない」と、ストレスに感じている人は多いのではないでしょうか。
また、人名や事件名はまだしも、制度や法律などの難しい用語は、覚えられる気さえしないと感じている人もいるでしょう。
ここでは、定期テスト直前にどのように日本史の勉強をしたら効率よく学ぶことができるか、さらに、学んだことを点数につなげられるか、そのコツについてお伝えします。
日本史が覚えられないという悩みや、覚えてもテストで正しく答えられないという不安を抱えている方の助けとなるよう、今日からできる方法を提案したいと思います。
定期テスト直前の３つのポイントはこちらです。
早速みていきましょう！
日本史の勉強法！定期テストの直前のメンタルの保ち方
定期テストは、日本史だけでなくたくさんの科目の準備を進めなくてはなりません。
ですから、日本史のテスト勉強に使える時間はそれほど多くはないはずです。
その制約の中で、試験範囲すべての用語を覚え、練習問題に取り組むということは、とても難しく、焦りやストレスの原因になってしまいます。
しかし、このような焦りやストレスを抱えた状態で学習に取り組んだとしても、十分な成果をあげることはできません。
脳が喜ぶ学習が最も効果を発揮されると言われています。
つまり、脳が活性化した状態を意識的に作ることで、限られた学習時間を何倍も良質な時間にすることができるのです。
では、テスト直前に具体的に何をすればよいか考えてみましょう。
まず、「試験当日のポジティヴな自分の状態をイメージすること」です。
日本史の問題を見て、「よし、わかる！」と思っている自分をイメージしましょう。
次に、問題集の問題をとりあえず何問か解いてみて、もうすでに「よし、わかる！」の状態になっている問題に花丸をつけます。
その後、問題集の解説や教科書などを読みながら、惜しかった問題や少し学習すればわかりそうな問題を、花丸がつく状態に引き上げます。
問題集の中に花丸が増えていくことに喜びを感じながら、少しでも多くの花丸問題を増やしていくことに専念するといいですね。
日本史は、完璧を求めると「できない！」という気持ちが出てしまいます。
「花丸が増えた分だけ、その時代や分野が見えるようになっているんだ！」と自信を深めていくことが最も大切です。
「花丸で満たされた問題集 ＝ 自分の心の中の状態」を目指していると、例えば５分の隙間時間でも能力アップできるチャンスと考えられるようになります。
日本史の勉強法！定期テストの直前の暗記のコツや方法とは？
花丸を増やす学習を続けていると、「日本史＝暗記科目」ではないことがわかると思います。
「できるようになりたい！」とか「もっと知りたい！」と思ったものは、暗記しなくても覚えられるようになります。
毎日の生活の中で、人の名前を丸暗記しなくても、その人との関わりが多くなると、知らないうちに覚えてしまっているのと同じですね。
しかも、相手の顔を見た瞬間、無意識に名前を呼んでしまうほど、自然な状態にまで定着するでしょう。
日本史の用語も、辞書的な意味として覚えようとすると、苦痛でしかありません。
味のしない食べ物を無理やり飲み込んでも、すぐに限界が来てしまいますよね。
日本史の学習では、出てくる用語をストーリーの中で何度も言葉にするうちに、深い理解ができるようになります。
ですから、教科書に書いてあることを丸暗記するのではなく、教科書に書いてあることを自分の言葉や表現に変えて話してみることが有効です。
「○○があったから、今の××があるんだなぁ」「○○と××って似てるよなぁ」「○○は、××な時代だったから流行したんだなぁ」などと、自分の感想とつなげて表現しておくと印象が深くなります。
日本史は漢字で書かれる用語が多いですし、テストの質問には正確な答えを書かないといけないので、問題を解く中で書くトレーニングももちろん必要になります。
ですが、自然な形でインプットされた内容を出力する練習はそれほど大変ではないはずです。
日本史の勉強法！定期テストの直前の休憩のコツや方法は？
最後に、定期テスト前の休憩のコツをお伝えします。
テスト直前は、すべての科目が追い込み時期になるため、どうしても睡眠不足になってしまいます。
少ない睡眠で、きちんと集中力を保ち学習効果を上げるためには、「仮眠」の取り方がポイントになります。
しかし、「仮眠」を取っても気づくと長い時間眠ってしまうという人もいると思います。
個人差はありますが、仮眠を取る際のルールをお伝えするので、まずは試してみて欲しいと思います。
[box class=”glay_box” title=”【上手に仮眠を取るための５カ条】”]
１）時間は30分以内と決めて、起きる時刻を決めてアラームをかける
２）起きた後、すぐ勉強に取り組めるような状態にしておく
３）ベッドや布団には横にならない（座ったまま または 床の上で ）
４）時間が来たら、どんなに眠くても起きて、決まった行動をする
５）仮眠をルーティン化する
[/box]
４が最も重要で、「決まった行動」とは一瞬で目が覚める行動です。
おすすめは、「立ち上がる」「大きめの声を出す」「窓を開ける」「顔を洗う」「トイレに行く」などです。
季節や時間、家庭の状況に応じて選択して欲しいと思いますが、注意点は、目が覚めたらテレビを見るなど、予定外の行動をしないことです。
すぐに机に向い、中途半端な状態で置かれている学習に取り掛かりましょう！
そして最後に、仮眠をルーティン化できれば安心ですね。
洗顔や歯みがきを難しいと思わないのは、ルーティン化できているからです。
良質な学習を継続するために、仮眠のルーティン化はとても効果的です。
定期テストの直前で差がつく!?３選についてのまとめ
定期テスト直前に限ったことではないかもしれませんが、日本史の学習に効果的な方法をお伝えしました。
ポイントは、「時間は無限ではないので、その限られた時間をいかに良質な時間にして、学習効果を高められるか」ということですね。
そのために、「問題集の花丸を増やしていく方法」や「ストーリーを自分の言葉で語って定着させる方法」など「脳が喜ぶような学習」にシフトすることや、「上手な仮眠」によって「脳をフレッシュに」することをお伝えしました。
自分の状況に応じて、少しでも取り入れながらテスト勉強を頑張って欲しいと思います。
